ありえない…信じらんない…。




ドラマとか小説とか、漫画じゃないんだよ!?




自分の身に起こった事実があたしの中で崩れていく。





「責任、とってよ…」






ただ呟いただけのはずだった。





なのに、悪魔は不穏な笑みを浮かべて、あたしと同じ目線まで下りてくる。







「責任、とってあげる」




「へ?」






「責任とって、俺がお前と付き合ってやる」






―――――はぁ??




頭大丈夫??モテすぎて天狗?





あたしは心底この男をバカにしていた。





「バカにしてっと痛い目みるぞー」





う…。顔に出てたかな…。