き、気のせいだよね…?? 「ね、ねぇ楠…南さんとはどーゆー…」 そこまで言って気付いた。 やっぱりあたし、南さんからの視線が痛い。 舞台裏で光る目。 あたしたちの関係知ってるのかな。楠だから話したのかな。 それから……楠の伏せた瞳が何かを語ってる気がした。 「ごめんな?」 「え…」 なんで謝ってるの? 困ったように、いつもの笑みを浮かべない。 アンタらしくないよ…