「どうする?」 「――――――――……ってば…」 「聞こえなーい。もう一回」 …(怒) 「―――――付き合うってば~~~~~~~ッッ!!!」 薄暗くなった裏路地に響き渡るあたしの最終決断。 「よろしい♪」 そんなあたしの必死さにも余裕を持って、笑みを浮かべる楠。 信じらんない…! なんであたしがっ… 『ちゃんと条件はあるから、安心して』と彼は頭をかいた。 条件って… どーせ… どーせ、ロクでもないんでしょ?!