あ…私の話しもしとかないとね…。
私は結城れい
高等部になってこの学園に戻ってきた私。
初等部の時にこの学園に通っていた
その時の私は
髪の毛が金色に近い茶髪で
どじで間抜けで頭が悪くて
しかも根暗だった。
そんな私はいぢめの格好の相手で…
いっつもいぢめられた…
けれど。
「なにやってんだ!!」
君がまもってくれた…
幸せだった。
彼の名前はかずくん
いぢめの時に呼ばれる名前がいやでかずくんにいったら名字の結城からゆぅちゃんって読んでくれるようになった
いぢめから守ってくれる
かずくんはいつだって
私のヒーローで
だいすきだった。
いや…正しくは
いまでも好き。
いぢめられても一緒にいたいって思っていた。
だけど
中等部には両親が許してくれなくていけなかった
なんでもいぢめられている私が心配だったみたい。
だから中等部に通うかずくんを見送りに行ったんだ。
ぐずる私の頭をなでて
「ゆぅ、学園にいつかきてくれるか?」
「うん…。かずくんに会いにいくよ…」
すっと小指が差し出されて
「絶体だぞ?約束だ。」
「うん。」
そうしてあの日私は
君と約束を交わした