シェルが目を覚ましたのは、気を失ってから10時間が過ぎた頃だった。


隣には、ちゃんとリシェールがスヤスヤ眠っていて手は彼に握られその隣には王は安心した顔でシェルをみていた。
シェルが後から聴いた話によると、リシェールはルーカートの国の近くの森の奥にある小屋で見つかったらしい。王と彼はルーカートの城に行きリシェールの事を聴いたがもちろん知らないと言われたが、家来などと共に国中さがした結果そこで見つけたらしい。案の定無傷だったため誰もが安心をしたそうだ。

シェルも、カイルが来たという事は言った。なぜ彼らがこんな事をするかは誰にもわかっていない。だが、とりあえずあの国のものがシェルたち家族をなんらかの理由で狙っていう事はわかる。その理由を突き止めるため、王はルーカートと話をつける事を決めた。その間シェルたち家族を安全な場所へ連れて行く決めた。しかし、きっとこの星にはもう安全な場所など残らないと思い、王は他の星へ行かせた。


だが、その場所ではシェル達の外見は浮いてしまうためその場所へ行く時は髪と目の色を茶色くした。たがリシェールはまだ幼すぎ、魔法をかけてしまうと何らかの障害が起きてしまうため、リシェールはそのまま行かせる事になった。



そして、そのたどり着いた場所。


それが地球。ーー