“………ぃ”




ん??




何か聞こえた?




“……れい”





えっ





この声知ってる。





忘れたことなんて一度もない





「お母…さんっ?」





“泣かないで”




「何処にいるの?」





辺りを見渡しても、見えるのは暗闇だけ





"星麗っ…泣いちゃだめ。
意味も無くなくなんて
枯れちゃだめよ。自分を枯らしちゃだめ。”