部屋の外に出てみると沢山の人間が死んでいた。


いつもの光景。


でも人を殺しているのに罪悪感を感じない私は狂っている・・・・・・・・・



「シルバー、余計なことは考えちゃダメだよ。これからも続いていくことだから」



由樹はいつも私の考えてることが分かる。




「分かってるわよ。ただ私は狂っていると思っただけ」


「それなら俺も同じだよ。もう人を殺しても何も感じないんだよ。あいつらも同じ。


この世界に入ってからはもう本当に君以外イラナイと思ってしまうんだから」



「スノウ・・・・・・私はまだあいつのことを考えてしまう。何所にいて何をしているか、考えてしまう」


「俺はあいつはきっとどこかで生きていると思ってるよ。
そんな簡単に死ぬような奴じゃないからね」


「ふふっ ありがとうスノウ。もう大丈夫よ。それより瞬洸と青魔はもう族を潰したわよね。


問題は紅蓮よ。生きて返すけど、傷は付けさせてもらう」



こっちの世界は甘くないのよ。



それを教えてあげないと、きっとすぐにあいつ等は死ぬ。