「無理に決まってんだろ。お前はやってはならない事をした。裏世界の掟を破った」


だから死んで当たり前。


「あはっ・・・・・アハハハハハ!!!」


いきなり笑い出した組長。


かなり頭イカれてるんじゃないの?


だが組長の目線は私の後ろに向けられていた。


・・・・・後ろに1人居ることぐらい分かってるけど、あえてまだ殺さずに残しておいた。


こいつが私を撃って殺せるとでも思ってるんだろう。


だが私も1人ではないのでな。

「スノウ、殺っていいわよ」



パンッ


返事の変わりに銃声が1発あがった。


私の後ろにいた奴が倒れた。