「ちゃんと働いてるね!凛太郎!」

私の反応をよそに、優斗と呼ばれたそいつは丸山さんに話しかける。

「優斗、ちょうど客も引いたから、ゆっくりしていきな。」

「ありがとー速水さん!」

優斗くんはカウンターの席に座る。