冬はやっぱり寒い。
店を出るなり、丸山さんは話しだした。

「まぁ、あんたの予想通り、優斗のことなんだけど。」

「・・・うん」

「最近学校休んでてさ。」

それは初耳だった。
昨日の夜に家にきたのに。