[優愛side]
イケメン好きの美希は

さっそく食いついてしまった・・・

美希は昔から男子に人気があってモテる。

まったく私とは大違いだ。

「あの人って何組なのかなぁ??」

「優愛、私あの人と同じクラスがいい♪」

「優愛そう思わない!?」

私に聞いてきた・・・。

「うん、かっこいいんじゃない?」

私も女の子だから

かっこいい人は好きなんだよねぇ♪

でも私は美希とは違ってモテないからなぁ・・・

美希が羨ましい!!

そんなことを考えながら体育館に移動した。

「優愛、私たちクラス一緒だったよ!!」

「A組だってー♪」

「ほんとに!?超嬉しい♪」

そんな話をしているとあのイケメンがいた。

隣に居る男の子と

仲よさそうに話していた。

イケメンが座っていたところは

C組の席だった。

すると

「優愛ー、イケメン君C組だったー!!」

「超ショック・・・」

一気に美希のテンションが下がったのがわかった。

するとそのときイケメン君がこっちを見てきた。

[瑛虎side]
つまらないから悠斗と話していると

「瑛虎、あそこに超可愛い子いる♪」

と俺に言ってきた。

悠斗が向いた方を見ると確かに超可愛い子がいた。

「瑛虎、俺右の子タイプだなぁ」

と悠斗が言ってきた。

実は俺も右に居る子が可愛いと思ったのだ。

悠斗は可愛い子を見つけると放っておかないタイプで

さっそく俺の腕を掴み

「ちょっと声掛けてこようぜ♪」

と言い出した。