「な、何よ……」
「俺はのんの彼氏。のんは俺の彼女。嬉しくて眠れるわけないだろ」
「……あッ」
いきなり誠がおデコにキスする。
「おはようのキスはこれで勘弁してやるよ」
……あ、あッ
ちょっと、
ちょっと待って。
人が見てるし。
視線が痛いし。
同じ学校の人もいるじゃん!
てかあんたは何そんな、嬉しくて仕方ないみたいな顔してニヤニヤしてんのよ!
「……ば、バカーーー!!!」
振り回した手を、受け止められた。
そしてそのまま、手を繋がれる。
あぁ、もう。
バカップル決定だ……
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…