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「健やかなる時も、病める時も、喜びの時も、悲しみの時も、富める時も、貧しぃ時も、これを愛し、これを敬ぃ、これを慰め、これを支ぇ、その命ある限り、真心を尽くす事を誓ぃますか?」
「誓います」
俺は誓う。
神父でも、神にでもなく、一人の愛する奴に。
「健やかなる時も、病める時も、喜びの時も、悲しみの時も、富める時も、貧しぃ時も、これを愛し、これを敬ぃ、これを慰め、これを支ぇ、その命ある限り、真心を尽くす事を誓ぃますか?」
「誓います」
のぞみは恥ずかしそうに、でもはっきりとそう言った。
指輪の交換をし、誓いのキスをしようと向かい合うと、のぞみは頬を染めていた。
何度キスしても、照れた様に頬を染めるお前を、俺はずっと守っていく……。