「あ！これがいい！」
「えー誰が食うんだよこんな甘ったるいの」
「あたしに決まってるじゃんか！」
「うぇ」
「そういう自分だってカゴに入ってるそれ、誰が食べるの？」
「俺だよ」
「絶対いらない！そんなTHE!究極激辛ポテトチップなんて！ネーミングセンスもなかなか疑うわー」
「おい！それは名付けた人に失礼だぞ！」
「うっさい！」
「早く決めろよ。ここきて何分そんな会話やってんだよ」
「「••••••」」
あたし達の終わりそうのないお菓子の言い合いを智稀が苛立ちながら止めてくれた
やっぱ智稀いてよかったかも知れない
「てか酒じゃなかったっけ？」
「そーでした」
ここのコンビニは支援店じゃないから年確されない
いいのかここは
お菓子もちょっとだけ買ってマンションに帰宅する事にした
「あートイレ行きてぇ！！」
コンビニから出て結構立つのに翼はそんな事言い出した
「俺！先帰るわ！」
「は？タッションでもしろよ」
「無理！でかい方だから！じゃあまた後でな！」
なんて自分勝手なやつ
コンビニ袋まで置いて帰りやがった
仕方なく智稀と帰る事にした
