写真やビデオやボイスレコーダーが大嫌いだった拓海は、死ぬ前に一枚くらいしか写真を残さなかった。


声はもう聞けないんだ…。

その時の私はショックでなにもできなかった。


毎日毎日泣いていた。



でもある日、見つけた。