それで頭いっぱい。
母が作ってくれたご飯も喉に通らない。


すべての1日が終わり。
私は、ベッドの中。



♪~♪~♪
こんな時間にメール?


大山先輩!?



今日は急にごめんな。
わるかった。
今から、会える?



えっ
今から?
今は10時。
でもこんな時間にでたら
お母さんに怒られるし。
こっそり出たら大丈夫かな。
思いきってでよ。



全然大丈夫です。
びっくりしただけなので。
今から行けます。
あまり長くは無理ですが。
どこ集合ですか?



送信



♪~♪~♪


ありがと
近くの△△△公園に集合でいいかな?




近いしいいかな。




はい。
オッケーです。



送信。



私は待ち合わせの場所に行った。
すると、ベンチに大山先輩が座っていた。



「あの、、、。」

私はそぉーっと言った。
すると大山先輩は、
「あのさぁ。別れてくれへんかなあ。」


えっ。
まだ付き合って、2日なのに。
なんで、、、。


「えっ、、、。なんか私ダメなコトしましたか?」

「ううん。実乃李ちゃんのせいぢゃないよ。事情があって。」
事情?
もしかして好きな人ができた?

「事情?私に言えますか?」

「言えるのは言えるケド。」

「私の他に好きな人できたとかですか?」

「違う。実乃李ちゃんって秘密ごととか言わへん感じ?」

好きな人ぢゃなかったら
何?


「はい。」

「実はな。俺、アメリカに行くことになってさあ。遠距離恋愛とか、俺無理やし。」

えっ!?あめりか!?
いいなあ


ってそんなこと思ってる暇ぢゃない。遠距離かあ。
私は
遠距離でもいいんだけど。
「大山先輩は、私と別れたいんですか?」


「そんなんじゃない。俺、女たらしやから。アメリカ行ったら、実乃李ちゃん以外の女とも付き合ってそうでいややねん。だから別れてほしい。たとえ、実乃李ちゃんが嫌って言っても。」

そんなあ。好きになっちゃったのに~。
これってしつこく言わない方がいいのかなあ。
大山先輩が別れたいのなら。
私はそれでいいのかなあ。
「大山先輩がそれを望んでいるのなら、私は何も言いません。」

やばい。泣きそう。
私は
大山先輩を残してダッシュで家に戻った。