~次の朝~


~学校教室~
8時。

結構はやかったかな(笑

ガラガラガラ


ドアをみると、大山先輩がいた。大山先輩は、誰にも気づかれないように、こっそりこっちにきてと、いう合図をした。
私は大山先輩の方にかけよった。屋上のドアの前。
私と大山先輩は、階段の所に座る。

うひゃー。
むっちゃドキドキする汗

そして大山先輩の口が開く。
「誰にも気づかれてないかな」大山先輩はあたりを見回す。

私は「気づかれてないといいですけど。大丈夫だと思います。」
私は下を向いたまま言う。
大山先輩は
「うん(笑)実乃李ちゃんって、2年で好きな人いないの?」
と私に聞く。

昔はいたけど失恋したんだなー。

「今はいないですけど、昔はいました。でも、失恋しちゃって。」
ゆっくり言う。

「そうなんだ。俺もつい最近までいたけど、実乃李ちゃんに会ってからは、変わった。」

えっ。
私と出会ってから変わった!?
そんな、、、。


「、、、。そうなんですか。」一言しか返せなかった。

「俺のこと好き?」


急にそんなこと言われたら、
どうしたらいいのかわからない。そこは好きっていうべきだよね。

「は、はい。」
どうしよ。大山先輩の顔を見れない。


「実乃李ちゃん。」
大山先輩は優しい声で
私の名前を呼ぶ。

私は顔をあげた。

すると、、、、。



チュッ、、、。



え~。やばいどうしよ。
顔赤いかなあ。すごい熱いんだけど。


「どう?これで俺のこと好きになってくれた?」


そんなこといわれても、、、。好きって言ったのに、、、。


「はい///」


また熱くなった。


キーンコーンカーンコーン


よしナイス。


「ベル鳴ったし、教室戻るわ。ほなバイバイ」
大山先輩は、いつものニッコリスマイルで行ってしまった。

あっ私も戻らなきゃ。


~教室~

授業中です。
う~ん。
やばい。まだ顔赤くなってるかも。みんなにみられたらやばいよ。


私は、授業を聞く暇もなく、
大山先輩のコトを考えていた。


休み時間も。
帰り道も。
由菜の話なんて耳に入ってこない。返すとしたら、返事ぐらい。はいとか。


家についた。
すぐ、自分の部屋に行った。
もうどうしよう。