「あっあの、、。俺と付き合ってくれへん?」


ちょっと待って、、、。
今、私コクられた?

私、香川 実乃李、高校2年は、大山 裕、高校3年生に


コクられた!?



「えっ。冗談やめてくださいよ~(笑)」

「冗談違うよ。本当の事やで。」
大山くんは、
にっこり笑う。


えっ。どうしよう、、、。
かっこいいなーとは
思ってたけど。


そんな急に言われたら、
困るよ~。


なんて返したらいいんだろ。

見た目は
かっこいいけど、性格が
ダメだったらなあ。

大山くんは
スポーツ万能で勉強は、、、
まあまあって聞いたけど(笑)


学年では、モテランキングは、5位ぐらい?

でもクラスでは
1番らしい←噂(笑)

どうしよう、、、。

その時、、、。

「実乃李~実乃李~」


えっ、この声は、


「ハァハァハァ、、、。もう実乃李探したんだよ~。ここで何してんの?」

やっぱり。
この人は
私の大親友の
加来坂 由菜
っていうの。
中学時代から仲良くしてきたんだけど、もうすごいやんちゃで、、、。でもその場を盛り上げたりしてくれる大親友なんだ。

「由菜、なんでここにいるってわかったの?」
私は、不思議そうに聞く。

「なんでって、大親友だからだよー(笑)」
由菜は、ニヤニヤして言う。

「あ~そっか(笑)」
私は答える。

すると大山先輩が
「実乃李ちゃんの友達?」
と私に質問した。

私が
はいっと答えようとした時、
由菜が
「はいっ。大親友の由菜と言います。大山裕先輩ですよね。」元気そうに言う。

大山先輩が
「元気やな(笑)知ってくれてるんや。嬉しい(笑)」
笑いながら言う。

私は、
「ってか、由菜、なんで私を探してたの?」
由菜に聞くと
「あっ。ちょっと悩み事があって、聞いてほしいんだけど。」と由菜が言った。

すると
大山先輩が、
「実乃李ちゃん。返事は、また今度聞かせて。深く考えなくてもいいし。じゃあね」
そう言って、教室に戻っていった。

由菜が
「えっ。もしかして私邪魔だったかな?」
と心配そうに言う。
「全然大丈夫。私も悩み事があるから聞いて。」
と言うと、
由菜は
安心してOKと合図した。
そして私たちは教室へ戻った