そう言って起き上がろうとすると、尊は慌てて止めた。
「わー!!タンマタンマ!起きるなって。俺、先に二階に上がるから咲は後から来いよ。な!」
バタバタとリビングを出て行く尊に首を傾げた。
ハタと気づくと咲は何も身につけてなくて、バスタオルを何枚か掛けてある状態だ。
ひいっ!
途端に恥ずかしくなる。
そう言えば誰がここまで運んだの?湯船から出ようとして、立ち眩みがして…もしかして尊が?
…嘘でしょう?見られた!?
もう頭の中が真っ白…
……撃沈…
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