美麗は私に反撃してきた。『あんたには言われたくないわ。少し顔が綺麗なだけで、なんの取り柄もないあんたになんか…』


私はママと性格が似てるから、ブチ切れるまでに時間はかからなかった。そう、3秒で切れてしまい、美麗を殴ってしまった…


もちろん学校側は、警察を呼び付けた… 警察は私の手を掴み『中松美優ちゃんだね、警察署まで一緒に来てもらおうかな。』


警察署に着き、私は学校でおきた事、虐め校で有名だって事を全部話した。《誰一人学校を救う奴がいないって事も…》


少年課の人は、私の話しに耳を傾けてくれた。

『君はクラスメイトを見捨てなかった… それは誰にでもできる事ではない。でもな、人を殴らなくても、虐めをとめる事ができたはずだぞ。』