その後から会話が途切れ、リュリュカは黙々と食事を取っていく リュリュカが食事を済ますと、さりげなくヴァイオレットが新しく紅茶を注いだ後に皿を片していく 「ねぇリュリュカ。陛下を好きになってみたら?絶対に幸せになれると思うよ」 「魔王を……?ダメ、私には無理だよ」 あんな怖い人を好きにはなれないよ それに…… 「魔王は神様の敵だよ?私は神様を裏切ることが出来ないよ」 自分の命よりも大事な神様を、裏切るなんてできないわ