友人を冷めた目で見るが、まったく気にしていないようだ この幼なじみ兼部下の名はザゾノア・フォル 通称…… 「ゾノ」 「なんだ?言っとくけど婚約パーティーは無くならないぞ」 「分かっている。それより俺の部屋に女を入れるのを止めろ。いいな?」 「了解。でも俺を恨むなよ。大臣たちがうるさいんだよ。陛下に女を紹介しろって……」 ゾノは大臣の口真似をしてそう言った