「荒れてるな」 廊下に出ると、壁にもたれて立つ、蒼い髪の男がゼロに話しかける 耳にたくさんのピアスをつけたこの男は、ゼロの幼なじみ兼部下 有能でとても役に立つ男だが、いたずら好きで少し鬱陶しい男 「今日はパーティーがあるんだぞ?嬉しそうにしたらどうなんだ?」 「うるさい。そう思うならお前が俺の部屋に入れた女を追い出せ」 「あ?バレてた?」 「当たり前だ」