ため息をつくとリュリュカの肩を掴んで身体ごとゼロの方に向かせた
「今日は部屋から出るな。いいな」
「なぜあなたにそんなことを……」
「これは命令だ。拒めば友人を殺すぞ」
「!!」
「どうする?」
友達を人質にするなんて
やっぱりこの人最低
「出なければいいのね」
「そういうことだ」
パッと手を離したかと思うと、左の手を掴んで指輪を凝視してきた
だがゼロは一言も発することなく黙っていた
そして突然リュリュカから手を離して部屋をでようとするゼロをリュリュカは慌て引き止めた
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