「それはどうだか」


「そういうものでしょ。あなたは恥ずかしくならないの?」


「別に……。女の着替えなんて見慣れてる」


「でしょ!……てっ、ん?見慣れてる?」



それって……


「魔王って、いろんな人と寝てるってこと?」


「それがどうした」


「いえ。あなたに聞いた私がバカでした」


内心どこかでこの魔王はいろんな女(ひと)とつながっていると思っていたリュリュカ


天界いた時に噂で魔王は何人もの女の人をはべらせてハーレムをしているとか何とか


「おい、聞いているのか?」


「えっ?」


肩を掴まれ振り向くとすぐそばに不機嫌なゼロの顔があった


「聞いてなかったのか?」


「もう一度お願いします……」


睨まれたリュリュカは申しわけなさそうにゼロから視線を外して小さくお願いした