「ん・・・。」目を開けるとそこには

真っ白な世界が広がっていた。


「なんだここ?」


真っ白な世界はよく見ると


ヨーロッパを連想されられる様な


造りのマンションが


無数に立ち並んでいた。


「すげぇ・・・。」


どこかの国に来たみたいで


何故かそんな声があがった。


少し歩いてみたが


街にしては静か過ぎる。


人もいない。


「どうなってんだ?」


どれだけ歩いても


白い建物がずっと続いている。


「あっ!!!!」


前方を見ると女の人が歩いていた。


「ここどこなんだ!?」


叫んでみたが聞こえてなかったのか無視された。


「おいっ!!おいっ!!!!」