「ただいま・・・。」


まだ誰も帰ってきていない。


「はぁ・・・。


大変な一日だった。」


変な汗を


いっぱいかいたから


風呂に直行した。


「あぁ!!


風呂はいいなぁ~」


湯船に浸かって


そんな間抜けな声を出した。


すると・・・


ガチャと


ドアが開く音が聞こえた。


「やっと帰ってきたかぁ」


俺は急いで


風呂をあがった。


着替えて


キッチンに向かった。


「母ちゃん!!


腹減ったっての!!


あれ?」


ドアが開く音が


聞こえたのに


母ちゃんは


帰ってきてなかった。


「聞き間違いか」


俺はリビングで


テレビを見ていた。


しかし腹が減った。


「なんかねーのかよ!!」


ピーンポーン


俺が叫んだのと


同時にチャイムが鳴った。


「はいはい!!」


俺は走ってドアを


開けに行った。


「はーい」


ドアを開けるなり・・・。