ぼうっとしてると実花と一緒にいた梨絵の話し声が聞こえてきた。


「千葉先生はね-。
優しいよ!私も委員会とかで話し合いのときとか
味方についてくれたり助けてくれたり。
電話入れるとすぐ賭け付けてくれるしね。
ホント先生は尊敬する!」


嫌な情報が一気に二個も…


今度は電話ですか?


気分がブルー一色。



先生の優しく接してくれる態度を思い出すと
無性に腹立たしくなって…




あんなに喜んでた自分が


メアド聞こうと必死に悩んでた自分が




バカみたい……。