それからというものの。

相変わらず私は先生の部屋を通いつづけている。

部活や会議がないとき以外は大体先生もここにいる。

そこでする他愛もない話が好きだった。

わたしと先生だけの空間。

確かに自分を見てくれてる先生を考えるだけで
胸はいっぱいになっていった。