大体3mくらいの距離に大和は立ち止まった。


「なに?急に呼んで。」


面倒臭そうな顔をしている。



「話したい事があるの。」


「だからなんだよ?早くしてくんない?」



震える手を、拳に変えた。


「……昨日…、ほんとの大和はどこにいったの?」


「なにバカ言ってんの?俺は俺だよ。」


薄ら笑いを浮かべている。


「でも…私、わかるの。ずっと付き合ってきたんだから。
ねぇ大和。何があったの??」


「うるさいんだけど。俺の事に口出さないでくんない?」


私の目を見ない…。



やっぱり……


嘘付いてる。