先生はいつもの部屋に呼んでくれて、椅子に座ってなと言うと、暖かい紅茶を入れて来てくれた。

「ありがと…先生。」

「いえいえ、俺の特製だからな。高いぞ〜!」

やっぱり暖かいこの部屋。


心も体も冷えたあたしにとって、この紅茶は優しすぎるくらい暖かかった。