「めぐはどんな職種を希望しているの?」


「SEかな~。残業多くて大変そうだけどね」


「めぐだったらきっとやっていけるよ」


美姫は微笑んだ。


「リオは大きくなった?」
 

「うん、もうすぐ5ヶ月になるよ。早く安定期に入るといいな~」


美姫は自分のお腹を愛おしそうに撫でた。


そのお腹は少しずつ大きくなってきていた。


「性別は分かったの?」


「うん、男の子だった。王ちゃんも私もどっちでも良かったんだけど」