「学校に日本人ってどれ位いるの?」


「うちの大学からはオレともう1人で、全校でも10人位しかいないよ」


「カワイイ子はいる?」


「いないよ」


英王は苦笑した。


「夏休みは帰ってくる?」


「実は企業でインターンシップをしようと思ってるんだ」


「そっか・・・」


美姫はガッカリした。


「クリスマスには帰るから」


「うん、分かった」


笑顔でスカイプを切った。