ソファの上でキスをした。


最初は優しく、次第に英王が舌を入れてきて、美姫もそれを受け入れた。


甘いねっとりとした口づけ。


私はこれからどうなるんだろうー。


「もしかして初めて?」


「うん」


「優しくするから」


そう囁かれて、ただただ英王に身を委ねた。


体の中心が裂けるように痛かった。


こうして美姫は少女から女になった。


美姫は処女を“運命の王子様”に捧げた。


それがこのうえもなく嬉しかった。