美姫がこの時代を去ってから、二年の月日が流れたー。
私は大学を卒業し、都市銀行のシステムを保守・運用する会社にSEとして就職した。
23歳になった。
会社が新宿にあるので電車で通っている。
会社で素敵な出会いがあると期待していたのに、仕事が忙し過ぎてそれどころではなかった。
以前サークルのOBから聞いていたものの、終わるのが23、24時はザラだった。
定時が19時なのだが、定時で帰れることは殆ど無かった。
そのせいか辞めていく同期も多くて、その穴埋めでまた忙しくなるの繰り返しだった。
そしてこの仕事はずっとパソコンと睨めっこなので人と会話することも著しく少なくなった。
家に帰っても両親は既に寝ているので、一日中誰とも話さないこともあった。
私は大学を卒業し、都市銀行のシステムを保守・運用する会社にSEとして就職した。
23歳になった。
会社が新宿にあるので電車で通っている。
会社で素敵な出会いがあると期待していたのに、仕事が忙し過ぎてそれどころではなかった。
以前サークルのOBから聞いていたものの、終わるのが23、24時はザラだった。
定時が19時なのだが、定時で帰れることは殆ど無かった。
そのせいか辞めていく同期も多くて、その穴埋めでまた忙しくなるの繰り返しだった。
そしてこの仕事はずっとパソコンと睨めっこなので人と会話することも著しく少なくなった。
家に帰っても両親は既に寝ているので、一日中誰とも話さないこともあった。