博士もまた悩んでいた。


博士はオレ達を作った後に次世代のヒューマノイドの製作に取り掛かっていた。


オレ達のウィークポイントやどれ位薬を投与すれば効果的かを反映させて、より良いヒューマノイドが作られようとしていた。


しかし、どうしても行き止まりにぶち当たってしまう。


それはヒューマノイドは人間の手によって作られたものだったからだ。


知力、体力、筋力を強化する薬を投与することは出来る。


薬を投与した量だけ強化する。


予想以上の能力を持つことは無い。


しかし、これが交配によって生まれた者なら話は別だったー。