オレは純粋で優しくてまさに天使のようなトーリを好きになってしまい、二度告白した。


ヒューマノイドといえども元は人間のDNAから出来ているのでこうした感情はあった。


「タイリンのことは家族としか思えない」


二度とも返事は同じだった。


それでも戦闘のパートナーであり、トーリの態度が変わることは無かった。




トーリは悩んでいることがあるみたいだった。


元々繊細だったので心配していたけど、それが的中した。


ロボットとの戦いの最中、オレを庇い負傷することが多くなっていった。


ある時オレは爆発したー。


「何でオレを庇う?自分のことは自分で守れる。余計なお世話だ!」


「ごめんなさい・・・」