---------優空side-------------
「うまっ。オマエの料理本気で最高」
豆腐が好きだったらしく美味しそうに食べてくれてる
なんか嬉しいなぁー
毎日作りたいぐらい。
・・・それにしても、明日から二日間ずっと一緒かぁ。
嬉しいなぁー幸せだなぁ~。
そんな事を考えていると1階で「ただいま」と言う声が聞こえた
「うわ。やべぇ・・・この声。兄貴だわ」
「ぇ?お兄さんいたんですか!?挨拶します」
「・・・何で帰って来るかなぁー」
さっきまでの優しい笑みは何処へやらとてつもなく怖い顔で1階へ下りていく
一緒に行こうとすると「オマエは来なくていい」と言われてしまった
どんな人なんだろ・・・麗子さんとレイラちゃんでしょ?後、お兄さんかぁ。
カッコいいのかな、先輩に似て・・・
「ってか来るな。今俺の部屋汚ぇーの」
「ぁ?何だよ、ソレ。いつもオープンにしてるくせに」
「今日は無理なんだよ。早く部屋帰れ」
先輩の部屋の前で何やらモメているらしい
今、部屋出たら絶対ダメなパターンだよね?
「何だ、誰かいんのかよ。ってかオマエいい匂いすんなぁー、そんな匂いだったか?」
「・・・帰れよ」
話が噛み合ってない。
その先輩の匂いはアタシと一緒にいたからかな?
「じゃ、お邪魔します~」
「ぅおっ。ちょっ」
隙を狙われたらしくガチャッとドアが開いた