「嫌。絶対嫌。あたし死ぬつもりなんてないから」
反論して睨みつける。
無駄なことだけど、黙ってるなんて、悔しい。
「はぁ?嫌とかいってんじゃないわよ。早く消えてくれる?」
「アンタなんか要らないの。必要ないの。邪魔なの」
「莢華の言うこと大人しく聞きな?その方が莢華もあたしも皆も嬉しいから」
ね?と莢華の取り巻きの1人、由佳が皆に呼びかけた。
目をそらして知らぬふり。
自分は知らないと決め込んでる。
それをそうだ、と肯定と決めつけてニヤリと笑った。
あぁムカつく。
胸くそ悪い。
ほんと、あっち行って欲しいし、やめてほしい。
気分も悪くなるし。
後で保健室でも行こうかな。
今年から新しい先生になったらしいから。
あれから行ってないんだよね、保健室。