「ホントひどくない!?」
まぁ、もうちょっと優しく言ってあげても良いと思うけど・・・・
「うん、それは確かに言い過ぎだよね」
「もぉ、蓮君嫌い!!」
大声で言った
声デカすぎ!!ってか、早くない!?嫌いになるの・・・・
「あはは(笑)まぁ、それでいいんじゃない?新しい恋を見つければ・・・」
と話してたら急に後ろから
「誰の事が嫌いだって?おばさんよぉ・・・」
噂の蓮君が登場
「あぁ!ご、ごめんなさい!!」
そのまま有美は逃げて行った
あたしを置いていかないでよ・・・・(泣)
「あ、ごめんなさいね。見た目はアレでも中身は素直な子なんだ」
一応謝っといたけど
コレでいいのかな?
ってか、ちょー怖い!!
「あぁ、ここに来たのも言い過ぎたと思って謝りに来たんだけどな。嫌われちまった(笑)」
蓮君は凄く優しい笑顔で笑った
みんなを虜にしそうな優しい表情
いつもの彼とは違う感じだった
「以外に優しいんだね」
「んなことねーよ。ってか、生徒会長様も授業サボるんだ・・・チョー以外」
「しょっちゅうサボってるよ(笑)ダルイし」
クスっと笑った
「それで勉強できんの羨ましい。今度勉強教えてよ」
え?
まさかの蓮君から??
「別に良いケド・・・」
「よし!んじゃ明日の放課後、生徒会室いくわ」
彼はそれだけを言って
屋上から出て行った
この出来事が無かったら
あたしたちは出会ってなかっただろうね
蓮、もしかしたら
これは神様がくれたキセキだったのかな・・・