:蓮×香織

香織・・・・

中学が同じだった女友達

いつもコイツには助けてもらってる

今までなぎさとやって来れたのも

コイツのアドバイスのおかげ

ホンマに感謝しとる

この間、なぎさの友達(有美)に

聞いた話

なぎさが俺に内緒で男と電話しとるらしい

なんで秘密にせないかんのや?

そんな俺にばれちゃいかんのか?

「香織、女って彼氏にすぐ秘密を作るんか?」

『え?普通は秘密なんてないよ?』

「やんなぁ....なんかあったんか?」

『例の彼女?』

「うん・・・なんか男と電話しよるらしい」

『彼氏おるのにそれはいかんやろ』

「俺なんかしたかぁ~・・・」

『そんなに悩まんの!!いざとなったら香りがついとるけん。』

「ありがとうな」

『ううん、あたしにとって蓮は特別やから』


俺ゎなぎさと居れない時はずっと香織と居た

いつの間にか俺に必要なのは

なぎさじゃなくて香織になっていた・・・・