「桜花ちゃんね。ねぇメアド交換しよう??」
えっ・・。
「ダメかなぁ?」
捨てられた子犬のような目って表現がよくあるけど、この人正にそんな感じ、寧ろこの人の為に創られたんじゃないかと思う位にぴったりな表現。
「大丈夫です。」
そんな目をするもんだから、断りにくい。今なんて目がキラッキラしてるし。心なしか尻尾振ってる犬に見える。
「じゃあ後でメールするね!」
嵐のように颯爽と去っていった。
結局右にいた人しゃべらなかった。
何か、犬みたいな人だったな。
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