「おっといけない。」

ぼやぼやしてる間に時刻は
6時38分になっていた。
制服に着替えご飯を食べて家を出た。

〈ガチャッ―〉
外に出ようとした瞬間

「かーえでちゃん♪」

「うっ」

「一緒に学校いーこぉ?」

毎回毎回なぜここに居るんだ!
お前はストーカーか?
いやストーカー以上に厄介だ…

「断る」

「えー、いいじゃん。俺ら幼馴染みなのに」

くどいくどい。
こんなやりとりを何千回やっていることか…
いい加減ひとりで登校して欲しいものだ。

「早くしないと遅刻するぞ」

私はそういうとスラスラと歩き始めた。