「あ、いや!熱はねぇよ!」 「あ、そう‥」 オレは、適当に話を流した。んじゃバス乗るかぁ‥と思って振り返ったら‥‥ 「あ、あのさぁー‥」雄大の顔はまだ赤い。 「ん?」 「今日夜オレの部屋来ねぇ?」 「‥え?」 「305だからさ!先生の目盗んで来いよ!」 雄大はそう言ったら、走ってバスに乗っていった。 ‥‥なんなんだか オレの部屋は205。ちょうど真上か‥。ま、夜が楽しみだ