次の日の朝、
また家の前にいる先輩。


家の中に戻って
とにかく落ち着かせようとする。


でも、怖くて
外に出たくなくて
お母さんに具合が悪いと言って
学校を休んだ。


私の家は
お父さんがもういなくて
お母さんだけで
私を育ててくれてるから
これ以上迷惑かけたくなくて
このことは言わなかった。



その次の日も
その次の日も、先輩はいた。