私の名前は山口明里
高校2年生の17歳
彼氏いない歴17年。
私の両親は私が3歳のときに離婚して母方に引き取られたそれから私は母方の家族と中学3年の秋まで一緒に暮らしていた
そんな私にも好きなひとがいた
私の恋が出来ない理由でもある
その人の名前は倉口佑介
私たちが初めて会ったのは私が中学2年生になったばかりの春
私が通っていた近所の個別塾だった
ある時私が塾につくと塾長が
『明里ちゃーん,今日から新しい先生なのー。生徒から凄い人気のある先生だからラッキーよ〜』
と言いながら授業を受ける場所へと案内してくれた。
そこは長机に椅子が3個壁には白いボードがかけられていて両端には仕切りがたてられている
そこにある白いボードを使って先生たちは生徒に新しい単元や生徒のわからない所を解説するという仕組みになっている
そして塾長が案内してくれた先には倉口先生ともう1人の生徒がいた
私が人見知りなことを知ってなのか
塾長が倉口先生を紹介してくれた。