「愛っ!」



俺は飛び出した。




「えっ?」

「会いたかったぞ…ど…」




俺が言いかけたとき。




「離れてください。」




と言われた。




「えっ…?なんでだよ?」

「恋愛禁止なんですよね?」




そうだった…。





「それに私は愛じゃないですしサッカーが大切なら近づかない方がいいですよ?」

「えっ…俺はサッカー…」

「のが大切ですもんね。彼女よりも。」






目の前の人はそういうと、悲しそうに歩きだした。





「待ってくれ!!!」

「嫌です。



さよなら.....連.....。」




「おいっ!!!」



手を伸ばしても届かない.....。




待てよ......。