私はちらっと文の方を見た。




さっきから連が離れない....。





「俺....。先行ってるわ....。」




文が行っちゃった.....。





ゴメンね。





「連....。」

「ん?」




―チュッ




「ハハッ。顔真っ赤~大好きだよ?」



軽くキスしただけなのに連の顔は真っ赤。




「俺も....。愛してる。」

「え?」




今度は私がキスされた。




やっぱり離れたくない....。





「連....。もうそろそろ行かなきゃ。」

「行くなよ....。」

「無理なの....。最後にキスして?」

「バカ愛。」



私たちは深く口づけをした....。




「バイバイ。連。」




そう言い残し私はするりとぬけた。




春日ちゃんの体は崩れ落ちた。




「愛.....。」



-愛side 終わり-