「.......はっ!」

「春日?大丈夫か?」

「た...かしま....くん?」

「もうびっくりしたぞ!!文に電話で呼ばれて行ったら貧血で階段から落ちたなんて....。」

「えっ....あ!戸川君は?」

「あー捻挫って.....。今教室にいる。」





良かった~捻挫か~.....。





ほんと良かった.....。





「よかったよ~」

「春日?何で泣いてるんだ??」

「えっ.....。ほんとだ泣いてる.....。えっ?」

「バーカ。」




私は高島君に抱きしめられた。




高島君は私の顔をまっすぐ見ると。




「怖い夢でも見たか?」





と微笑みかけてくれた。





私は自然と抱きついていた.....。




「怖かった.....。」

「よしよし。」




高島君のおかげで少し安心した....。