「君たちさぁ~。サイテーだね。俺見てたよ~?
君らが突き落とすところ…。
俺の大切なやつに手ぇだすんじゃねーよ!
不細工女たち!!」



不細工女だって…。

ちょっと笑えちゃう。



「なぜですの?このようなブスに!」



ブスで悪かったわね!!



「はぁ?ブスってどこ見てんの??」




戸川君が私を引き寄せる…。




「こんな可愛いヤツいねーけど?お前らの何億倍も可愛いんだよ!」





さすがの女子も怖いらしく逃げていった。




「ったく…って~」





戸川君がしゃがみこんだ。





「あ!今すぐ病院に…!!」

「いい…。」

「でも足がっ!!」




戸川君の足は腫れていた。



サッカーは足が命なのに…。